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最近知った出版業界のナイショ(?)話 平井和正と山本鈴美香

http://blog.livedoor.jp/tomomate/archives/1245627.html より一部転載

1. MAY
2010年02月08日 23:32
本の整理をしているうちに、とりとめもなく、宗教・霊能等にはまった作家やエッセイスト等の末路、なんて事を考えてしまいました。

どうも、(業界用語)弥栄えてらっしゃる方というのは、見当たらないのです。

『ウルフガイ『幻魔大戦』で知られるSF作家の平井和正。
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この二作は、言霊による自動書記であると、公言していました
が、「多元宇宙」とか言いながら、終始がつかない様子になって、読者離れを起こしてしまう。

この方は、かつては某宗教団体の幹部でした。
教祖が、異言現象(習った事のない外国語や古代語を、長時間スラスラと話し続ける現象)を見て仰天して、師事する事となったそうですが、教祖の傲慢な暴君ぶりと、それに従うスタッフの卑屈さに耐えられなくなって、脱会したそうです。

『エースをねらえ』の山本鈴美香。
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30過ぎた頃に、突然神がかりして、巫女となり、宗教団体を興す。
その為、「神が行を命じるから」と言って、仕事を放り出すようになり、おかげで彼女の作品は、神がかり以前に書き終えていた代表作以外は、未完の大作ばかりである。

一番悲惨だったのが『七つの黄金郷』で、
「再開します!」
と宣言しながら、パソコンに打ち込んだネームを全部消してしまい、仕事を送らせておきながら、
「神様が私の記憶力を鍛える為になさった事。」
と、ケロッとしてるわ、
「神様から、行に入るように言われた」
と言って、飲まず食わずで神殿に引きこもって、マンガ家として活動するのが不可能なまでに体を壊してしまうわで、結局、続編を出版するはずだった会社は、宣伝費が総て無駄となる結果に終わりました。
メジャーな新聞に何社も、広告を載せていたのだから、かなりの痛手になったことが予想されます;

すみません。何だか面白くなってきたので続きます。


2. MAY
2010年02月08日 23:53
(続きです)
20年程前の、ニューエイジムーブメントに影響を受け、自らの霊体験や霊能者巡りの体験で賞を取った湯川れい子は、夫婦でニューエイジを追及する中で、夫が他の女性との間に子供を作ってしまい、離婚。
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かつて、菱研のセミナー講師もしたことのある、元祖ポジティブシンキングの斎藤澪奈子は、略奪婚・離婚の後、44才で乳ガンで逝去。

何でも、離婚後はスピ系のヒーラーを頼っていた所、
「乳ガンは自力で治せる。医者に頼るな」
と言われて信用した為、命を縮めたそうで・・;

・・・何か、似たタイプの人達を、どこかで見たことがあるような…;

…ついつい、こんな事を考えたりしてるから、中々部屋が片付かないんですね




6. MAY
2010年02月09日 23:19
いや~

昨夜のコメントは、乱筆乱文もいい所でしたね。
すみませんでした。

『ウルフガイ』『幻魔大戦』の平井和正は、教祖の起こす異言現象を見て、某宗教団体の信者となり、やがて幹部となったのだし(ちなみに、この教祖は女性で、大天使ミカエルの生まれ変わりを自称しています;)、
山本鈴美香は、仕事を遅らせておきながら、神のなされた事と、謝りもせず、平然としていたのでした;;


失礼しました。

しかし、スピ(リチャル)系や霊能者や宗教にハマった人達を追っていくと、全盛期を知る者にとって信じられない結末を迎えているケースばかりだと気付いたのは、私にとっては、痛い事でしたねえ。

自分の事は分かりにくいものですが、人の事はよく分かるものです。

こういう人達に共通しているのは、思考停止してしまっていて、ご都合主義に走っていることのように、私は感じています。

しかし、まさかあの『エースをねらえ』の山本鈴美香が出版業界から敬遠されたり、あの斎藤澪奈子がかつてのファンのブログで、
「ミナコさんはスピ系に頼り過ぎて、伊勢白山道の言う霊線の詰まりを起こして、若死したのではないだろうか」
などと評される日が来ようとは、誰が想像しただろう、と、何とも言えない気持ちになります。



(略)

11. とも
2010年02月10日 20:44
MAYさん
おもしろい~。さすがの知識と解説、興味深く拝読しました。知らなかったよ~
(略)




実録・高橋佳子(GLA/TL人間学・主宰)「ミカエル事件」編 より抜粋

http://www.asyura2.com/0311/bd31/msg/326.html

(略)

●昭和五十二年(1977)三月五日
 突然、会議が開かれることになる。会議には、これまでのGLAとは全く関係のなかった
SF作家の平井和正氏が同席。突然の平井氏の出席に異和感を覚えた長老幹部もいた。その
席上で、主宰の高橋佳子氏は「ミカエルは起つ、私の背後にはミカエル軍団が既に出来てい
る。私は東京本部はつぶしてもかまわない。ついてくる者だけついて来なさい」と宣言。
「ミカエル軍団」とはSF作家の平井和正氏が高橋佳子氏に接近、小松左京氏等と会談させ
る等した。佳子氏は、そのような人達を総称して「ミカエル軍団」と呼んだ。(中略)
「小松左京氏が佳子氏の支持者だったとは思えない」と園頭師は書いている。

※これは平井和正氏の『高橋留美子の優しい世界~ビューティフルドリーマー』にも形を変え
触れています。それによると「幻魔大戦」 は「ミカエル学校の産物」であり、SF作家・マンガ
家たちと佳子の座談会「ミカエルを囲む会」における数千枚の「ミカエル語録」をもとに書か
れたと記述しているのです。引用します。

「あれは一九七七年に私が企画プロデュースした<ミカエルを囲む会>だった。彼女はまず
マスコミには登場しないし、手塚治虫、小松左京、星新一のような有名人たちとまとめて会っ
たのは、これが最初にして最後という例外的ケースだった。この会合は失敗したともいえるし
成功したともいえる。それは私にとっての成功だった。なにしろ私はこの会合の記録を取る
ことにより、<ミカエル語録>を数千枚にわたって厖大な量の文字に定着させ、「幻魔大戦」
を発芽させる土壌となしたのだから。もしこの会合がなければ、私は「幻魔大戦」を育てそ
こなうことになったかもしれない」
(初出:昭和59年10/15発行「SFアドベンチャー増刊・幻魔宇宙4」P56)

 このように、平井氏はじめ大流行作家・大物マンガ家たちと「会見」できた佳子が、ます
ます「増長」し、天下を取ったような気になった可能性は高いと思えます。「ミカエル軍団」
という超強気な発想に、この平井氏の存在の大きかったであろうことは、園頭氏でなくとも
想像できることです。

GLA高橋佳子名義の『真創世記』を書いていた当時の平井和正のエッセイ(1977年)
http://www.asyura2.com/0311/bd31/msg/287.html

●三月九日付の園頭師の書簡の中から                                 
「合掌、(三月)五日、ミカエル宣言があって、六日十五時帰宅しました。東京本部の理事会
で、佳子氏が「信次先生が亡くなられた時点でどうして私を主宰として立てなかったのですか」
といわれた時の見幕は異様なものでした。(中略)
 佳子氏は「GLAはつぶしてもかまわない。私の背後にはミカエル軍団がいる」といって
いますが、ミカエル軍団というのは、小松左京氏を頂点とするSF作家群のことですが、小松
左京氏と佳子氏を引き合わせたのが平井和正氏で
、ただ一回会っただけで小松左京氏が佳子氏
を全面的に支持するとも思われず、なんらの宗教体験も持たない、社会経験もない大学生が、
高橋先生の存命中ミカエルの憑り代(よりしろ)とされただけであるのに、自分を「ミカエル」
と誇張し、威猛気(いたけだけ)に「誓え」といった空気は尋常ではなく、しかも、中学生の
時に、村上宥快氏の観音寺で「私の過去世は卑弥呼でありましたといっていた人、そして、昭
和四十九年の宮崎の青島国民宿舎での青年研修会でも卑弥呼であったといった人が、どうして
「ミカエル」になることができるのか、全く演出としか思えません。<中略>・・・・・
・・・小松左京氏が、「自分達が指導をうけられそうなGLAの講師はいない」といったという
ことを聞きました」

※「どーして私をすぐに主宰にたてなかったのか!」と怒号する二十歳の女子大生の「異様な
剣幕」「自分をミカエルと誇張し、居丈高(いたけだか)に誓えといった空気は尋常ではなく」
の二つは圧巻です。
 宗教団体の講師をやってきて人生体験も豊富な壮年の園頭氏に、「異様な剣幕」「尋常では
ない空気」を感じさせた人間が、わずか二十歳の女子大生の佳子だったという事実に、佳子の
「不吉なものぐるい」を覚えます。ある種の精神異常が疑われる状態だったのではないかと
さえ思います。後述しますが、当時、彼女のそばにいた平井和正氏は、それを「カリスマの
物狂いの度はずれた迫力」と述懐しています。
 また、当時、佳子が年上の講師たちを前に並べて「あなたたちは人間のクズですッ」とやっ
た場面にも平井氏はいたそうです。そのいいざまがあんまりだったので、みかねた平井氏が、
おそるおそる「あの、そのいい方はあんまりじゃないでしょうか。ほかにいい様があるのでは」
と指摘したら、キッとふりかえり、「あなたに何がわかるっていうんですかッ」と逆にやり
こめられてしまったそうです。無理が通れば道理がひっこむ。道理がひっこめば人はついて
きません。退会者続出は理の当然。魔のせいでもサタンのせいでもありません。

●三月三十日
 三月五日の突然の会議に呼応したように、祥伝社より『真創世記・地獄篇』『天上編』
『黙示篇』の三部作がつづけざまに出版された。この本は、高橋佳子氏が霊示を受け、短期間
の内に書いたということであったが(中略)その当時の宗教誌の記述を引用する。

「昭和四十八年に宗教法人の資格を取得した神理の会(GLA)はオカルト・ブームと戦後
経済の高度成長の破綻という世相と相まって若者を中心とする人々の関心をかき立てた。
しかし、昭和五十一年、急上昇期にあった教団は大きな危機を迎えた。四十八歳という若さで、
同年六月二十五日、高橋が突如として他界したのである。ところが教団は、鮮やかに転身を図
った。高橋の娘佳子(霊体、大天使ミカエル)という新しい救世主を登場させたのである。
 大新聞の広いスペースに著者の写真を伴った著書の広告は世間の注目をひいた。」

「真創世記」はSF作家平井和正氏が「私が半年ぐらいにわたって書いた」と自ら発表したが、
昭和五十二年三月五日に突然の会議が開かれミカエル宣言が出され、三月三十日付で『真創世
記』初版が出版されたということは、その半年以上前からすでに計画、筋書き通りの謀議が
なされていたということになる。そして、昭和六十年初版の『高橋留美子の優しい世界』
(平井和正・徳間書店)によると、『幻魔大戦』は高橋佳子氏との半年間にわたる「ミカエル
学校」の産物以外の何ものでもないと書いているが、これによっても平井和正氏と高橋佳子
氏の関係が伺い知れる。

『SFアドベンチャー』1986年8月号を読んだ。この本のはじめの八〇頁が、平井和正氏と
犬神明の対談である。この平井和正氏が高橋信次先生亡き後のGLAに入り込んできて、高橋
佳子氏をメシヤに仕立て上げ、「釈迦・キリストの教は間違っている」といわせた張本人であ
り、この平井和正氏のいうことを信じた若い講師達が、佳子氏を中心にして演じたのが「ミカ
エル事件」だったのである。


●五月
「ミカエル・ウイングス」という若い講師団がつくられ、ミカエルの親衛隊的組織MBG
(ミカエル・ボーイズ&ガールズ)を結成された。

「高橋佳子氏のミカエル宣言(要旨)」                                 
「わたしは大天使ミカエルである。神はミカエルにこの世界を委された。釈迦、キリストは
人類が幸福になる道を説かなかった。仏教、キリスト教はローカル宗教であり世界宗教では
ない。釈迦、キリストを指導したのは、わたしミカエルである。高橋信次先生の教えは必要
ない。五年後には全世界の人類はみなミカエル佳子の前にひざまずくのである」と宣言。
 このようなことによって会員の脱退者が続出した。

●六月二十五日 高橋(信次)先生の追悼一周年記念だというのに、『ビバ・ミカエル』と
書いた大看板とポスターだけで、高橋先生を偲ぶものは何一つなかった。講演が終ると、
みな壇場へ上って佳子先生に誓いなさいということになって、一番先に「偉大なるメシヤ
を仰ぎます」と誓ったのが関芳郎講師であり、それから林正氏夫妻は泣いて誓い、以下全員
が誓った。誓わなかったのは私一人であった。みんながひざまづいて誓うのを、私は平然と
して腕を組んで見下ろしていた。世界の宗教史上、全く例を見ない茶番劇であった。

ショートショートの大家・星新一さんも、佳子のミカエル講演会とそこで繰り広げられた
パフォーマンスを見て、「学芸会だね」とコメントしたそうです。


(略)

<5.SF作家・平井和正氏の佳子評---1992年>

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●『幻魔大戦6~悪霊教団~』(リム出版刊 平井和正全集43)
 全集巻末特別企画「平井和正『幻魔』を考える PART2」
 「盲信・狂信の甘美な罠」より引用(p257~259)

「カリスマの特徴は、その恐ろしい偏執的な狂熱により、他人に熱病を伝染させ、
それを可能な限り広範囲にわたって蔓延させることにあります。熱病の病原体の
キャリアーなのです。
 カリスマの物狂いには度はずれの迫力があり、それは懐疑精神と無縁の、偏執
者の絶対的確信ですから、真っ向から立ち向かおうとしても普通の人間には太刀
打ちできません。粗暴的性格の暴力団組員の偏執的迫力と同種のものです。相手
の理不尽さゆえに、つい圧倒されてしまうのです。
 理性やバランス感覚に欠けたものは、偏執のエネルギーを持ちます。理も非も
ない無秩序のエネルギーだけ持ち合わせる暴走族同然に、精神世界においては、
新宗教の布教者は理不尽で暴力的な存在です。(中略)
 何よりもカリスマの側近たちの、不気味な狂信・盲信の度合いがケタはずれに
エスカレートして行くのを見ることが、私を臆病にするのに役だってくれたので
した(後略)」
http://www.asyura2.com/0311/bd31/msg/277.html


●『幻魔大戦6~悪霊教団~』(リム出版刊 平井和正全集43)
 全集巻末特別企画「平井和正『幻魔』を考える PART2」
 「盲信・狂信の甘美な罠」より引用(p253)

「1977年のこと、私自身の筆で書き表したカリスマ名義の著作三部作において、
私は思い切った過激な推薦文を掲載しました。当時の私が本心からの崇拝と尊敬を
もって推薦文を寄せたことは事実でしたが、軽率の誹りを免れないことも確かです。
 カリスマの名前で著書を出したことも、余儀ない事情があったとはいえ―――
最初はカリスマの側近が文章を書くことになっていましたが、むろんアマチュアで
文章を書いたキャリアは一切なく、私自身の本を多数刊行していた版元の出版社と
の交渉の段階で、成り行きとして『止むなく』私が引き受けることになってしまっ
たのでした。
 弁解がましい書き方で、身が細る思いを禁じえませんが、最初はそんな気は毛頭
無かったのに、いざ始めるとなると、凝り性の私はドライブがかかり、止めても止
まらないという状態に速やかに陥りました。
 カリスマの方ははなから、それがお目当てで、――平井さんがいつ、“使命”に
気づいてくれるかと思っていた、と後で言われました。最初からアマチュアに書か
せるつもりなどなかったのです。
 盲信と狂信のどつぼに嵌っていた私は、精神的視野狭窄症の虜となってもはや
何らの懐疑精神ももたず、それが偉大なる神――造物主によって称賛される行為と
信じきっていたのでした(後略)」
http://www.asyura2.com/0311/bd31/msg/276.html

※「私自身の筆で書き表したカリスマ名義の著作三部作」とは『真創世記』の事。

GLA教祖・高橋佳子の『真創世記』の真の作者はSF作家・平井和正氏
http://www16.tok2.com/home/asyura/0306/bd27/msg/392.html
GLA高橋佳子の『真創世記』につき教団ぐるみの虚偽記載・1977年
http://www16.tok2.com/home/asyura/0306/bd27/msg/464.html
平井和正氏がゴーストライターだったのは当然かな
http://www16.tok2.com/home/asyura/0310/bd29/msg/133.html

 1986年ごろ、GLA若手幹部だったY氏に聞いたのですが、1977年当時
の平井氏の佳子へのいれこみようは、すさまじかったようです。その人の話による
と、まだ若かったY氏たちが椅子に座ってセミナーというか研修を、ずらりと並ん
で受けていたとき、平井氏が、若者たちのひとりひとりにマイクをつきつけながら、
こういって答えを迫ったそうです。

「あなたは、ミカエルのために死ねますか」

 Y氏はイエスともノーともこたえかねたそうですが、「平井さんの意志力の強さ
は常人ではない。ものすごく意志の強い人だ。あそこまで意志の強い人はそうは
いないと思う」と述べていました。


<関係情報板群>
宗教法人GLA(高橋信次・高橋佳子)関連情報サイト・掲示板一覧4(15年10/20版)
http://www.asyura2.com/0311/bd31/msg/319.html


GLA高橋佳子名義の『真創世記』を書いていた当時の平井和正のエッセイ(1977年)  http://www.asyura2.com/0311/bd31/msg/287.html より転載

●平井和正エッセイ:「天使がかり」
(『奇想天外』1977年4月号初出)
(エッセイ・あとがき・手紙集『HIRAIST』コトダマ社
 同『夜にかかる虹』リム出版にも収録)

「とにかく大天使の書記役として、昨年12月から約2カ月間、「ミカエルの本」製作に
協力し、このほど完成させた。出版社は詳伝社、3月刊行の予定である。世界に類例の
ない本であって、強いて探せば、イマヌエル・スウェーデンボルクの「天使の秘儀」
とか、「天国と地獄」といった奇書しか類書が思い当たらない。ともあれ大天使にしか
書けない本であることは間違いない。3部作の1弾で、巻を追って「見えない世界」を
解明し、真実の「創世記」を 詳述することになっている。
 大天使の薫陶を受けて、私も更生を誓い、頑張ることになってしまった。口の悪い
友人たちは「神がかりの平井和正」と称しているが、正しくは「天使がかり」なので
ある。
 そんなわけで、現在膨大な「ミカエル・インタビュー」を記録中。いずれ、この中
からライフワークの「堕天使ルシフェル伝」や、「天使シリーズ」が生まれることに
なるであろう。ただし「ルシフェル伝」については、これを書こうと試みる者は怪死
を遂げるそうなので、こちらも死ぬ気で書かねばならない。しばらくお待ち下さい。
今のところ天使の御用達を努めているので、この世に留まらなければならない」


<関係情報板>

GLA教祖・高橋佳子の『真創世記』の真の作者はSF作家・平井和正氏
http://www.asyura.com/0306/bd27/msg/392.html
GLA高橋佳子の『真創世記』につき教団ぐるみの虚偽記載・1977年
http://www.asyura.com/0306/bd27/msg/464.html
1977年当時のGLAに関する平井和正氏のコメント「佳子は偏執者」
http://www.asyura2.com/0311/bd31/msg/277.html
1977年当時のGLAに関する平井和正氏のコメント「私が書きました」
http://www.asyura2.com/0311/bd31/msg/276.html
GLA・高橋佳子の『真創世記・地獄編』のウソと矛盾
http://www16.tok2.com/home/asyura/0310/bd29/msg/165.html
GLA・高橋佳子の『真創世記(地獄編)』「ミカエルは法の後継者」のウソ 
http://www16.tok2.com/home/asyura/0310/bd29/msg/232.html
大天使「ガブリエル」からの通信
http://www16.tok2.com/home/asyura/0310/bd29/msg/262.html

『阿修羅』サイト/GLA・高橋信次・高橋佳子関連記事板ミラー板群
http://www.asyura2.com/2us0310/bd30/msg/134.html


実録・GLA高橋佳子(TL人間学・主宰)の「強暴な素顔」編
http://www.asyura2.com/0311/bd31/msg/406.html




「エースをねらえ」の教祖様 http://www002.upp.so-net.ne.jp/soo/text11.html より転載

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 昭和の終わり頃、「ムー」というオカルト少年向けの雑誌に、あの大ヒット漫画「エースをねらえ!」の作者が連載記事を出していた。その名も「山本鈴美香の御神託メッセージ」。毎月、神々の話や精神世界の話を教祖の立場で説いており漫画のファンからオカルト少年までけっこう人気を集めていた連載だ。以下の話はそのころ私が実際に確かめた、漫画家山本鈴美香の真実、神山会という宗教団体の教祖として山梨県塩山で宗教的活動を繰り広げる彼女の素顔に迫ってみた一文です。


 K大学の社会学専攻で宗教関係の講義を複数受講していた私はフィールドワークと個人的興味半々に現地へ出向いてみることにした。オカルト雑誌の連絡先にコンタクトすると、ちょうどいいことに、年4回しか開かれない「夏の大祭」という行事があるという。時刻は夕方だったが、自由かつ独り者の私は宿泊の心配も一切せず、手ぶらで出かけたのでした。


 私が住んでいた埼玉県ふじみ野からは思いのほか遠く、到着するとすでに夜10時を廻ってしまった。小さな山をぐるりと回旋するように山道を登っていくと山の中腹にその建物はあった。ワンフロアーの寺はガラス張りで見通しがよく、結構な広さだ。一番奥の中心では護摩がモウモウと焚かれている。


 信者達はほとんどが大学生くらいの若者ばかりで、明らかにあの雑誌に影響された読者か、エースをねらえのファンではないかと思われた。そのおびただしい数の若い男女(200人はいる。女性の方が多い)が道場のワンフロアーの床にすわりこみ(土足禁止だった)、どういうわけか睡魔をこらえて何かを待っているのだった。実際、あぐらをかいたまま下を向いてじっとしている人に向かい、友人らしきが「おい、おまえ寝てんじゃないのか」と諫めていたりしていた。体を休めるのは悪だという教義なのだろうか。


 何かどえらいことが始まる気配だけは感じながらもなかなか始まらない。どのくらい待たされたのだろう、突然
「いらした、姫様がいらした。」声のない声が場内で沸きおこると同時に空気は一変した。皆一斉にもの凄い機敏さで居住まいを正す。教祖が現れたのだ。
 エースをねらえの作者山本鈴美香氏は、白い巫女さん衣装に身を包み、ほっそりしていて美しかった。笑顔もとても魅力的だった。


 神々のパワーで満たされた命の水(酒のこと)を飲みながら、彼女がどんな話をしたのか今となってはほとんど覚えていない。私にとってさほど重要ではないどうでもいい内容だったからに違いない。鈴美香嬢が綺麗だったという印象しか残っていないのだ。多分陳腐なスポコン的、禁欲的な宗教的力付けの話だったと記憶している。がしかし、この場にいる若者の大半は、いろんな人生の悩みを抱え、解決の糸口を探し求める、迷える子羊たちであるようだった。目をランランと輝かせ、彼女の言葉に耳をそばだたせ、食い入るように見つめている。みな本当に真剣なのだった。


 程なく、すわったまま彼女が、突然ぱったり倒れた。
 「姫様ー」
叫ぶ男性信者の声。ほどなく彼女がむっくり起きあがると、さっきとは比較にならない響き渡る声で彼女が発した言葉は!
 「八郎坊太権現であるぞよ!」
いっこく堂顔負けの声帯変化だった。全員が一斉に頭を床にくっつけおじぎする。この世のものとは思えない這いつくばりのスピードだ。
 「ヤローボーさまあああー」
誰かが感極まる雄叫びを発する。
 どうやら神が憑依したということらしい。場内はアラーの神の祈りの儀式のように皆ひれ伏したままだ。
 「我は皆のものを愛しておるぞよ」
 「こうしてこの場で、今というときに、皆と会えるのは偶然のこととは到底思えぬのじゃ。」…中略…「困難を乗り越えみなそれぞれの一番の思いを全うしてくれ、くれぐれも、あきらめてくれるなよ」
 「はい、わかりました、やろうぼうさまあああ」(感激の嵐)
と、そこでまたぱったり倒れる姫。ひれ伏したまま食い入るように見つめる会場の若人。
 「私は○○である」(神の名前忘れた)
 「○○さまああああ」(男女の雄叫び)
 「~略…一番とは申さぬ、みなのものよ、この○○をどうかそなたの2番目の神としてくだされ、○○はみなを愛する心はどの神にも引けを取らぬつもりぞよ、くれぐれもたのむぞよ」…ずいぶん控えめな神だと思う冷めた私。
 「○○さまああ、わかりましたああああ」
またしてもぱったり倒れる姫、むっくり起きあがり、
 「弁財天であるぞよ」
「べんざいてんさまあああ」(歓声)、(内容略)
さらに、次の神が姫を憑依する、(略)、憑依終わる、憑依する、(略)、憑依終わる、憑依、(略)、終わり、そして最後に憑依したのは…
 「I AM MARIA」
 「マリアさまああああ!」(信者の叫び)
 「&%$@@&@(意味不明の日本語的発音の英語)」、
 「I LOVE YOU.I LOVE YOU.I LOVE YOU.らーびゅー、らーびゅー(連呼)」
ここでぱったり倒れる姫さま、姫の肉体が限界に達したと判断した付き人が、彼女を抱え上げて別室に連れて行く。(同時に、わんわん泣き叫ぶ感極まった女性も別室に連れて行かれた。)


 こんなちっぽけな私たちのために、あれほどまで体を酷使し、神々の言葉を伝えようとした姫様、何日もろくに眠らず、食事もとらず、私たちを愛してくださった姫さま、肉体の限界にいたるまで神の媒介となり、最後に力つきて倒れられるまで頑張った姫様に対して、場内の若者達は震えんばかりの感動を覚えたのでした。


 日本の神々たちに混じって降りてきた、最後のマリアさまは秀逸でした。なぜマリアさまは英語を話されたのでしょう。母国語のアラム語で話すべきではなかったのでしょうか。もし、聖書時代の言葉が難しいから便宜を考えて英語で話してくださったと言うのなら、一番わかりやすい日本語で話してくれればいいじゃないですか。なんで唐突に英語なのか。それとも聖母マリアでないただのアメリカ人のマリアさんが降りてきたのでしょうか。


 この団体を擁護するつもりも、けなすつもりも毛頭ないけれど、一応言っておくべきことは、信者のみんなが純粋にまじめであること以上に、教祖の姫様がヤマ師でも詐欺師でもなく、まじに教祖とゆう仕事をがんばってやっているらしいということだろう。仮に彼女がペテン師であるのなら、話は早いのだ。白黒はっきりもするのだ。だが、どうやらそうではなさそうだった。姫様に取り憑いたマリアが生前使ったことのない「英語」をしゃべってしまったにもかかわらず、だ。 普通はここで、化けの皮がはがれたな、とか、なんだやっぱり嘘なのかと、納得しておしまいだろう。でも、今では次のように私は考えている。話がややこしいとお思われるかもしれないけれど。


 どういうことかと言うと、憑依現象の「宇宙存在バシャール」のライブを見に行ったときのこと、バシャールの媒介役であるダリルアンカが言うには、チャネリングには媒介(ここではダリルアンカというアメリカ人)の人間的資質が影響してくるというのだ。だから、媒介は何にも努力しないでただ媒介だけやっていればよいわけではなく、絶えず己の資質向上に努めるべきだというものだった。バシャール自体はともかくとしてもこれはこれで納得できる意見だった。


 これに即して考察してみると、姫様が英語を使ってしまったのは、彼女の知識が足りなかったからだと言う答えになる。つまり、媒介役はフィルター役である以上、あくまで媒介のパーソナリティーや思考方法や肉体の枠の範囲内でチャネリング(またはいたこ)が行われるのだという。つまり、媒介としての姫様が、マリアが英語圏出身だと思いこんでいたために、英語を使ってしまったのであって、このマリアの英語現象は媒介としての彼女の資質が未熟なために起きたんだろうということだ。


 それにしても、若者達はこの宗教の教義に惹かれたのではなく、どうみても教祖のパーソナリティーや美貌や漫画に惹かれてやって来るわけだから、姫が老いたり、死亡した後には信者のままであり続けることはできないだろう。こういうタイプの宗教を、カリスマ宗教というのだ。弟子は教祖を永久に越えることができないし、教祖がいなくなるとその宗教の命運も尽きてしまうのです。



P.S.  ところで、「消えた漫画家」という本が出ていることをネットで知り、早速書店で立ち読みした。そこには、神山会潜入記の記述があって、会長である父親(ヒメの父親)がとんでもないやつだとの話が載っており、なるほど、道場中央に陣取っていたあの説教臭い不遜な男が彼女の父親なのかと初めて知ると同時に、その本が指摘する父親と娘の同一化現象に興味津々であった。ともかく、「消えた漫画家」という本は、教祖である鈴美香嬢自体のルポにはなっていなかったので(彼女の父親のルポに止まっている)、ああ、これなら私が神山会のエピソードを書いても2番煎じにはならないな、と胸を撫で下ろし、“ヒメサマ”の“ハイライトシーン”を紹介しました。

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